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[研究紹介]信じるものは癒やされるーープラセボ効果は、前頭前野のオピオイド受容体を介して痛みを治す

病は気から:気持ちで症状が治る「プラセボ効果」 「プラセボ効果」という単語に聞き覚えがある方は多いのではないだろうか。本来効果のない薬や治療法でも、気の持ちようで身体に良い作用をする……という現象だ。 薬の効果を検討するため、「薬ですよ」と伝えつつ、関係ない無害なカプセル(偽薬)を渡すことがある。当 ...

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[研究紹介]大人のADHDの不注意症状は、rTMSにより持続的に改善できる可能性

ADHD症状を非侵襲電気刺激で改善する方法の開発 ADHD症状の治療方法の開発に向けて、薬による治療や、運動による治療など、多様な研究が続けられている。特に、子供のADHD症状にとどまらず、最近では成人になっても残っているADHD症状(adult ADHD)に焦点を当てた研究が増え始めている。 ここ ...

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[研究紹介]ADHD症状と密接に関わる「リズム感」の訓練が、症状緩和を導く可能性

特有のエネルギッシュさを持つ非定型発達・ADHD ADHD(Attention-deficit hyperactivity disorder: 注意欠陥・多動症)とは、不注意や衝動性が長い期間持続し、社会生活に悪影響を及ぼすほど不適応を起こすような非定型発達の症状を指す(DSM-5)。成人になるとあ ...

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[研究紹介]スポーツより音楽のほうが、子供の脳構造をより変化させる

音楽家は普通の人と脳構造が異なる 大人では、音楽家とそうでない人とで、脳構造に違いがあることが知られている。しかし、それが楽器の練習によるものか、生来の違いかははっきりとしてない。 楽器の練習により脳構造が変化するかどうか、子供を対象にした研究を見てみよう。 楽器の練習をすることが子供の脳構造を変え ...

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[研究紹介]自信が高い決断を下すと瞳孔が広がる(動物実験)

その決定には自信があるか? 人は日々色々な物事を決めて生きている。こと業務においては、一つのYES/NOが会社全体を揺るがす大きな意思決定になりうる。われわれはこの意思決定のために様々な根拠を考えては集め、どこかのタイミングで「これだ」と行く先を決める。この決断は自信を持って下したいものだし、逆に ...

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[最新研究]プロの演奏家の創造性は、運動野への電気刺激で引き上げられる

創造的な音楽を考えるには、複雑な認知・運動機能を司る脳部位が重要 どんな仕事をする上でも、創造性は重要になる。目の前に存在しない新しいものを想像し・創造する営みは、古くから人間を魅了してきた。とりわけ芸術家にとっては、自分の独自性の表現は、そのまま自分の存在価値を知らしめるほど重要といえる。 突出し ...

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[最新研究紹介]楽器の練習は読解や語学に関係する子供の聴覚機能を改善する

社会経済的格差に左右されている子供の語学・学習能力 『子供の語学能力に影響を与える、社会経済格差を背景とした脳機能の違い』では、アメリカでは家庭の社会経済的状態が低いと、住む場所が騒音が大きく、また子供が豊かな語彙や多くの言葉に触れる機会が少ないために、聴覚の神経活動の発達が不充分になり、その結果音 ...

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[最新研究紹介]子供の語学能力に影響を与える、社会経済格差を背景とした脳機能の違い

子供の語学・学習能力は、社会経済的格差に左右されている アメリカでの調査によると、子供の将来の社会経済的状態を予測する強い因子の一つが母親の教育レベルである。家庭の社会経済的状態が低いと、栄養が不足した食事や、非常にうるさい劣悪な環境での生活、また親が子供にあまり声をかけなかったり、会話に簡単な言葉 ...

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[最新研究紹介]意思決定の切り替えは大脳基底核が担っている

生物は過去の経験を活用して、目的達成のための意思決定をする われわれは目標を達成するために、過去の経験を駆使して様々な選択肢を選ぶことができる。だが、この知的な営みは具体的にどんな脳部位で実現されているのだろうか。もし物事を決める上で重要な部位や要素が分かれば、様々な人が集まる組織での意思疎通を向上 ...

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[最新研究紹介]幼少期の楽器訓練は、音楽に関わる脳部位の発達を促進する

東大生の子供のころの習い事は水泳とピアノが多い 東大生にアンケートを行うと、子供のときの習い事のうち、1位は水泳、2位はピアノという結果が何度も得られるようである。 これには科学的な根拠があるのだろうか。脳神経科学による知見を探ってみよう。 幼児期に15ヶ月間、楽器を練習することで、脳の構造が変化し ...

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