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ネアンデルタール人は人類と同じような言葉を話していた可能性が高い



ネアンデルタール人や旧人類の化石に対して高解像度CTスキャンを行い、外耳・中耳を通した音の伝達モデルを構築。
ネアンデルタール人は4,000~5,000Hzまで聴こえていたと推定され、これは人類の祖先とされるシマ・デ・ロス・ウエソスのヒト族よりもわずかによい耳を持っていると言える。

さらに占有帯域幅を計算すると、ネアンデルタール人が人類に近い占有帯域幅を持っていることが分かった。
そして会話において子音の使用が多かった可能性が高く、これまでの想定より複雑な会話をしていたことが考えられる。

人類のこれまでの進化の過程において、行動の複雑化と音声コミュニケーションの効率化が共進化してきたという証拠が示されたと言える。

Conde-Valverde, M., Martínez, I., Quam, R.M. et al. (2021) Neanderthals and Homo sapiens had similar auditory and speech capacities. Nat Ecol Evol. https://doi.org/10.1038/s41559-021-01391-6
https://www.nature.com/articles/s41559-021-01391-6

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