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音楽を使って感情を操作するブレインマシンインターフェイス

脳の活動を測定し、ユーザの感情をリアルタイムで読み取りながら、特定の感情になるように音楽を聞かせるブレインマシンインターフェイスが開発されています。

ロックの曲が好きな人もいれば、うるさくて嫌いな人もいます。また、他のどの音楽よりも、あなたにとって特別な音楽や音があるでしょう。
音楽は人類にとって楽しみの一つであり、また感情を動かす刺激でもあります。

イギリスの神経科学者、生物医学エンジニア、音楽家、サウンドエンジニアからなる研究チームが、音楽により感情を操作するシステムを構築しました。
まず、音楽を聞いた時に脳や体がどのように反応するか、脳波、心拍数、fMRIなどを用いて生理的反応を分析しました。その結果、感情がわきおこった時には脳の右半球と左半球とで活動が異なり、特にポジティブな感情のときには左半球がより活発になるということが分かりました。また、脳波は脳の皮質の表面の活動を測定するものですが、脳の奥にある扁桃体の活動が反映されているということも分かり、脳波から感情を推定できると考えられました。
さらに、ユーザに特定の感情を起こさせる音楽の自動生成システムを開発し、脳活動から感情を推定するシステムと統合することで、感情を読み取りながら、特定の感情にユーザを導くブレインマシンインターフェイスを構築しました。

この装置を8名の被験者に適用したところ、ユーザーの感情を最大65%の精度で検出し、ユーザーの感情状態を偶然のレベルではなく調整することができたと報告しています。

研究者は、音楽療法や音楽教育、新しい芸術システムや治療法などの応用が考えられると述べています。

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